授業中の地震と津波を想定して、避難訓練を行いました。

校庭に避難した後、津波警報が発令されたとして、校舎の4階へ避難しました。

今回の訓練では、六浦消防出張所の所長にも来校していただき、訓練の視察と講評をしていただきました。

所長から、以下のようなお話をしていただきました。

学校にいる時に地震が発生したという想定で避難訓練を行いました。非常に上手にできました。
避難訓練で大切なポイントをお話します。新しい学年になってから初めての訓練でした。去年までとは避難経路や避難の仕方が変わっています。よく覚えてください。
「お・か・し・も」は守れましたか。一人でも守らないと、みんなに迷惑をかけてしまいます。もし、今日守れなかった人は、命に係わることになりますから、本当の時には絶対に守ってください。真剣にできましたか。今日のように、あわてず、先生の話をしっかり聞いて、真剣にしないと、あわてて、けがをして、逃げ遅れてしまいます。
津波が起きたときの訓練もしました。７年前に東日本大震災という大きな地震が起きました。１０メートルを超える大津波が多くの人々や町を飲み込みました。わたしのおじいさんとおばあさんは福島に住んでいて、被害にあいました。しばらくしてから福島に行ったら、町は津波に飲み込まれていて、多くの人が犠牲になり、町の景色がすっかり変わっていました。大変悲しい思いになりました。
みんなが悲しい思いにならないようにするために、訓練をするのです。全員が無事に避難できるように訓練を続けてください。