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2022.06.21在校生

花の日・子どもの日礼拝

6月15日(水)に、花の日・子どもの日礼拝を守りました。

礼拝堂には、ささげられた献金で購入した花をたくさんかざりました。

1・2年生は礼拝堂で、3~6年生は各教室でオンラインにより礼拝を守りました。

礼拝では、高橋 彰先生が、次のようなメッセージをしました。

おはようございます。今朝は「花の日・こどもの日」の礼拝です。「花」と「こども」、この二つの似ているところは何だろう?と考えてみました。どちらも「ちいさなもの」ということかもしれません。それから、どちらもイエスさまが大事に見ておられ、あなたたちもよく見てごらんなさい、「野の花を見なさい」(マタイ6:28)、「こどもたちをわたしのところに来させなさい」(マルコ10:14)と、と言われました。

 

花はどうやってできるのでしょう?多くは「たね」からはじまります。神さまがつくられたもののなかで、とても不思議だなと思うのが「たね」です。小さなつぶの中に、すてきに咲く花のいのちが宿っているのですから。わたしたちはふつう、大きなものの中に小さなものを入れます。けれども神さまは、小さなものの中に大きく豊かなものを入れることができるのです。そうして、小さなものを愛されました。

 

イエスさまは人びとに、からし種のはなしをされました。「地上のどんな種よりも小さい」(マルコ4:31)たねのはなしをです。小さいから、気づかずに見逃してしまいそうです。けれども、そのたねを蒔いたら、見えない土の中で芽が出て、葉っぱがひらいて、枝がのび、からし色の花も咲いて、大きな木になって、鳥がやってきて「からしさん、わたしのお家を造ってもいいですか?」と、鳥が巣をつくって休むこともできるようになります。

 

イエスさまは、小さなたねはいつか大きくなったら素晴らしくなるよと、いわれたのではありません。神さまの思いを知るのには、小さなものを大切に見ることだよ、とイエスさまは教えてくださったのじゃないかなと思います。わたしたちの小さないのち、小さな心、ちいさな笑顔、小さな涙、を神さまは、大切に見ておられます。愛してくださっています。そして神さまは、イエスさまというたった一人の方の中に、神さまの愛と不思議をすべてこめて、この世に来てくださいました。イエスさまを見たら、大きく豊かな神さまのことがわかるよと言われています。

 

 

わたしのともだちが、「ちいさなたね」という歌を作りました。紹介します。

 

1.たね たね ちいさなたね まだ まだ ちいさなたね

まかれたたねは 土の中 夜を過ごしたの

 

2.たね たね 芽がでるたね ニョキ ニョキ 芽がでるたね

土をもちあげ 空みあげ 朝のひかり あびる

 

3.たね たね 葉がつくたね たね たね 花咲くたね

ぐんぐんのびて 枝のばし 木になり 鳥がすむ

 

4.たね たね へいわのたね たね たね いのちのたね

ちいさなたねを ありがとう よろこび ひろげよう

 

 

今日一日、神さまに見守られて、わたしたちも自分や他の人たちの小さなものを大切に見つけて過ごせたらいいなと思います。

 

 
 

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