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2022.06.09在校生

教会の誕生日

6月7日(火)に、ペンテコステ礼拝を行いました。

3・4年生が礼拝堂で、1・2・5・6年生が教室でオンラインによりに、礼拝を守りました。 

クリスマスやイースターは聞いたことがあっても、ペンテコステは何の日だろうと思われた方もいらっしゃるかと思います。

ペンテコステは、教会の誕生日です。

イエスさまの弟子たちが、いろいろな国の言葉で神さまのことを話すようになり、イエスさまのことが世界中に広がりました。

ペンテコステ礼拝では、「聖霊に満たされて」と題して、高橋 彰先生が次のようなメッセージをしました。

 

みなさん、おはようございます。今日もこの学校でみなさんといっしょに神さまを礼拝できることを感謝いたします。昔、昔から、こうやって神さまを礼拝するために人々が集まって、お祈りをしてきたのです。

神の子イエスさまは十字架にかけられて死なれましたが、三日目に復活されて、お弟子さんたちの前にあらわれました。わたしは今も生きていますよ、あなたたちと一緒にいます。だから元気を出して、安心してください、と励ましてくださいました。ところが、四十日たつとイエスさまは天に昇られて、姿が見えなくなりました。お弟子さんたちはまた心配になりました。けれども、イエスさまは言われました。わたしの姿は見えなくても、わたしの代わりに聖霊を送ります。あなたたちは聖霊の力に満たされて、世界中に出かけていきますと。

 

イエスさまの復活から五十日目のことでした。お弟子さんたちが集まって神さまにお祈りをしていました。イエスさまの姿が見えなくなって、どうしたらいいかわからず、心配で、怖くて、部屋の中にあつまっていました。

 

するとゴゴゴゴゴと激しい風のような音が聞こえてきました。すると突然、天から炎のようなものが降ってきて、一人ひとりの頭の上に乗りました。お弟子さんたちはびっくりしました。でも熱くない!?よく見たら、それは、舌(べろ)のようです。すると不思議、お弟子さんたちはみんな違ういろいろな言葉で話し始めました。それが聖霊の働きでした。何を話しているのでしょう。それは、神さまのメッセージでした。みんな違う言葉で、神さまは愛です!みなさん、イエスさまのことを知ってください。と話しています。

 

エルサレムの都ではお祭りが行われていたので、世界のあちこちから人々が集まっていました。大きな音を聞いて駆け付けた人びとが、お弟子さんたちの話を聞きました。その日、世界のたくさんの人たちが、神さまはあなたを愛しています。イエスさまのことをあなたに伝えたい、と聞きました。みんな驚いて、そしてそれを信じた人たちは喜びました。これが教会のはじまりでした。

 

お弟子さんたちもうれしくなりました。イエスさまは見えないけれど、イエスさまの話をしたらそこにイエスさまがいてくださるみたいだ。とてもうれしくて、心強い。そしてイエスさまの話をしたら新しい仲間が増えた。どんどんイエスさまのお話をしよう。そうしたらそこでもイエスさまに会えるだろう。そうやって、イエスさまの話は世界中に伝えられていきました。

 

今から76年前、いまわたしたちがいる場所、「六浦校地」にも教会ができました。関東学院教会といいます。戦争に負けて、みんな悲しい思いをして、こどもたちは学校も幼稚園も行かれませんでした。教会に集まった人たちは、イエスさまのお弟子さんたちのように神さまにお祈りして、イエスさまをこどもたちにも伝えるために幼稚園を創りました。そして次の年、その幼稚園を卒業したこどもたちのために、小学校も創りました。それが関東学院六浦小学校です。最初の入学者は25人で、クラス名は「イサク」だったそうです。今日もこの学校は、聖霊に満たされて、神さまがあなたを愛しているよ、と教えています。

 

 

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