「未来に生きる力を」
校長の小さなつぶやき(12)2022年9月16日
「未来に生きる力を」
8月31日…校舎の玄関前、前庭で炭が燃えるいい香りがしました。
自然学校に出かける前の6年生が飯盒炊爨(はんごうすいさん)の練習です。にぎやかな…でも、静かでおちついた活動でした。みんなニコニコ。
さて、清里では…どうでした?…ほッ!ご飯もカレーも!全ての班で美味しくできたそうです!よかったですね。
さて、帰ってきた6年生、自然学校の感想が学級通信に載り始めました。
六浦小学校が学びや活動の中で大切にしていることは、基礎的な知識の習得はもちろんですが、何事においても気づきや発見を大切にすること、そうです、探究心を自分で引き出すことです。
自分の知らなかったこと、やったことがないこと…これまで体験しなかったことを、見て、触れて、心の目でも見て、心の手でも触れて、自分の中での「経験」にしていくこと。
この経験の数が、その後の人生を豊かにします。体験は別に旅でなくていい、自分にとっての非日常との出会いであればいいのです。あるいは、手っ取り早くは読書です。読むことで知らない世界を経験に変えます。
六浦小学校はそうした経験を、自分の気持ちや心に中にあることを、しっかりと言語化できるように、言葉の習得についても日常からとても大切に、じっくりと学んでいきます。
みんなの感想文が楽しみです。
どの子も、未来への力を感じさせてくれます。
ところで、1年生も始まりました。
「せんせい、あのね…」で書き始める日記による作文学習。いつ、だれが、どこで、なにを…を意識する書き方を丁寧にくりかえす。3文から4文程度で伝えたいことをしっかりと言葉に紡いでいく…自然で楽しい六浦のお勉強です。
「せんせい、あのね、きょう、おつきみをしたよ。おつきさまは、まんまるできれいでした。ままがうさぎのおまんじゅうをかってきてくれました。」