私のパレット「4年生社会」
4年生の社会で行った「私のパレット」の紹介です。
「水はどこから」の単元で、川から蛇口までの水の経路についての学習で行いました。
社会では、「本物に触れる感動」を大切にしていますが、実際に見学できないことが多いです。
そこで、映像や写真など、それぞれが興味ある方法によって学習できるようにパレットの学習を設定しました。
今回は、1学年合同で3つのコースに分けました。
コースの選択の方法は、本単元について見通しをたてた後、アンケート用紙を使って、各自の興味のあるコースを自由に選択させました。
コース設定に難易度の差はなく、興味別に選択できるようにしました。
【ICTコース】では、ICT機器を使って、水が送られてくる様子を学習しました。
『テレビを使って動画を見ながらノートに書くのが楽しかったです。自分でコースが選べたので楽しかったです。』
『今の時代にあっていてるからICTでやってみたいと思った。』
『動画で見たからよく分かった。いつもと違う先生で特別な感じだった。』
『水の行方をたどるのがおもしろかった。最後は水源林にたどり着いた。』
【歴史コース】では、昔の水道やその歴史について調べ、水が届くまでの流れを学習しました。
『家に日本と世界の歴史の本があって全て読んだのですが、今日やった水道の歴史はどこにも書いていなかったので、興味がとてもわきました。』
『ポストイットで、どの川から水を汲んだかを考える、ちょっとゲームっぽいものが楽しかったです。』
『水道の歴史のことがよく分かった。またやりたいです。』
『今後の授業では、昔のことやどうやって水道を作ったのかなどを知りたい。』
【写真コース】では、写真を使いながら話し合い、水の旅を地図にまとめました。
『少人数の4人で話し合ったり、集まって写真を見たりして楽しかった。』
『写真でもこんなに分かるんだと思いました。人数は少なかったけど、だからこそいつもとは違う授業の楽しみ方で参加できました。写真コースに決めて良かったと思っています。』
『いつもだったらヨシュア組の皆と授業を受けていますが、今日はヨナタン組と授業を受けられたので、色々な意見が聞けて楽しかったです。』
『今度は、難しい、ちょっと難しい、簡単というレベルでパレットを作ってほしいです。』
『少ない人数なので、全員が意見と理由を言えて、みんなの考えたことが分かったので、おもしろかったし、理解が深まったと思う。』