私のパレット「5・6年生算数」
5・6年生の算数で行った「私のパレット」の紹介です。
「Hands on Math Day」として、図形の領域で2時間行いました。
今までのパレットでは、1クラスまたは1学年を分けていましたが、今回は2学年を混ぜて分けました。
「算数が好きな子は、もっと好きに。算数が苦手な子は、ちょっと好きに。」を目指し、異学年での学習を通しての交流を狙いました。
コースは、レベル別で4つに分け、レベル別が優劣にならないように、レベルの表記を唐辛子マークにし、辛さ(1辛~4辛)で表現しました。
「きれいな模様の秘密に迫る!~パターンブロック~」(1辛)では、パターンブロックを使ってきれいな形を作る活動を行い、できたきれいな形の根拠(垂直・平行、対称性など)を探しました。
「できる形は何種類?ペントワールド」(2辛)では、ペントミノ(正方形を5つ、辺と辺がぴったりとくっつくようにつなげた形)が全部で何通りあるか調べ、ペンタモンド(正三角形)や正六角形と比較して、違いの理由を考えました。
「パターンブロックを使って、シンボルマークを大きくしてみよう!」(3辛)では、6年生で学習する「拡大図と縮図」の内容で、「拡大図と縮図」という意味や定義を知らなくても、今まで学習してきたことを応用して、自分の作ったマークの2倍(3倍)の拡大図を正しく作りました。
「1㎤の立方体を使って、テトラづくりをしよう」(4辛)では、1㎤の立方体を使ってテトラ(1㎤の立方体を4つ使ってできる立体)を作り、テトラの八倍体を作りました。
「6年生と2回やってすごく楽しかったし、私が6年生になったら、来年の5年生とやりたいです。」
「6年生と2週間できて楽しかった。また6年生とやりたい。」
「6年生と一緒にできて勉強になった。」
「5年生が活発に手を挙げていて、すごいと思った。」
「6年生同士だと同じ考え方になるけど、5年生がいることによって違う考え方が入ってくるから楽しかった。」