私のドア

「あんな風にしたい」「それなら一緒につくろう」
ここには、子どもと先生が一緒になって取り組む、
とっておきの学校づくりがあります。

私のドア担当
石塚宏樹先生

学校を、わくわくする楽しい場所にしようという思いのもと始まった、環境づくりの取り組みが「私のドア」です。子どもたちの「こんな風にしたい」「あんなことができる場所がほしい」という声を取り入れながら、少しずつ校内の改修を進めています。廊下のあちこちにある「ほっこりカフェ」も「外を見ながら友だちと喋ったり、自分の机以外で勉強したりできるスペースがほしい」という子どもたちの声から設置されたもの。大人気で、休み時間にはいつも利用者がいます。「私のドア」の一番大きな取り組みは、ライブラリーの改修です。2つの部屋を連結して広い空間にし、古くなっていた書架を新しくし、「本の森」をテーマとして植物を増やし、心地よく座れるソファも入れ、ここに来るだけでわくわくできる、そんな空間を目指しました。その他には、関東学院大学の学生が制作した家具をギャラリースペースに設置するなど、この学校ならではの改修も。最近は、日本ペイントさんから提供していただいた抗菌作用のある塗料を使い、子ども達の手で更衣室の壁の改修も行いました。
私のドアの取り組みは、まだまだ継続中です。ライブラリーに英語の本のコーナーを作ったり、「私のポケット」コーナーを作ったり、進化し続けていく予定です。意欲や創造力を自然と高めていける場所を、子どもたちと一緒につくっていきたいと思います。