運動会!きょうはうれしい!学校が楽しいです!
校長の小さなつぶやき(6)2022年5月24日
~「運動会!きょうはうれしい!学校が楽しいです!」~
5月21日(土)、運動会は小雨がぱらつく中での開会となりました。朝、廊下で会った児童と「おはようございます」を交わした時、笑顔で話しかけてくれました。とても素直な気持ちが伝わってきて、私は朝からほっこり。
こんなに期待していたのだと感じました。迷いも少しあった朝の5時、開催を決断してよかったと思いました。自分も小学生の頃、雨天で中止になりそうな前日の空模様をみて胸が潰れそうだったことを思い出しました。プログラムが少し進んだところで雨宿り。さいわい30分程で再開。その後は雨無しで曇天。どの競技にも明るい応援の声が響き、満面の笑顔。紅白で勝負はあるものの、閉会式でも全ての顔が笑顔でした。
もう一つ私が感動したのは、係の仕事にあたる子どもたちが生き生きとしていたことです。『こどもかんらん』(子どもたちが制作する学校新聞)の運動会特集号に、それぞれの係の子どもたちの気持ちや決意が記事になっていましたが、まさにその通りだと感じました。
低学年の世話をする、てきぱきと動く、言われずにも適切に運ぶ、移動する、天候の都合で変更もある…判断に迷えば先生に即座に聞く…。この2年間の観客無しの運動会にはこれほどの緊張感はなかったでしょう。しかし、よく気づくのです。気づいて連携の動きに結ぶ。六浦小イズムはここにもある! 日頃、主体性を大事にする教育方針がこういう場面ににじみ出るものなのだと感じました。本校には、多くの活動に子どもたちの心の中での判断や決断を待つ、「待ち」の態度があります。これがなかなか難しいんですよね、いまの社会と大人には。